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資産形成への道2 > 外貨投資

 >  円転か?送金か? − 頭の体操

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前コラムで、取引銀行変更の経緯をお話しましたが、ここで大きな問題があることに気づきました。

 

もちろん新たな銀行口座を開設して、新たに取引を開始する、つまり外貨を購入することには何の問題もありません。

 

問題というのは、これまでの銀行に預けてある外貨(豪ドル)をどうするか? ということです。

 

 

@このまま既存の銀行に預けておいて、いつか円転する。 

A外貨のままで新しい銀行へ送金する。

 

さて、どうしよう。

 

 

円転と送金 どっちが得か?

 

もちろん将来のコストや為替レートはわかりませんから、現時点で比較することにしました。

 

(事例−@の場合)

 

(条件)

 

既存銀行で豪ドルを購入

購入資金は80万円

レートは1豪ドル=82円

購入豪ドル=800,000÷82円=9,756ドル

 

 

これを○月×日に円転する場合

 

既存銀行の円転レート(つまり銀行が外貨を買うレート)=85円とすれば

 

売却価格は

9,756ドル×85円=829,260円となります。

 

これに対して、

 

(事例−Aの場合)

 

まず、外貨のまま新規銀行へ送金する場合にかかる手数料を確認する必要があります。

 

この送金手数料(実際はいろいろな名前がついていますが、要は手数料です。)ですが、各銀行それぞれにかかるので注意が必要です。

 

つまり、既存銀行においても、新規銀行おいても、さらに取次銀行(仲介役の銀行)が介在した場合には取次銀行でも、手数料がかかってしまいます。

 

確認したところ、これらすべての手数料の合計額が10,000円だったとします。

 

そして同日の新規銀行の為替レートが86.5円の場合

 

送金後の円金額は

 

9,756ドル×86.5円−10,000円=833,894円となります。

 

この事例では、「Aの送金の方が@の既存銀行で円転よりも、4,634円お得である。」という結論に達しました。

 

(ご注意)

      上記事例は、送金後すぐに円転した場合での比較です。

      ここでは両行の金利差は無視していますので、長期保有する場合には金利差も加味しなければなりません。

      購入額、為替レート、送金手数料、金利という条件によって結果は変わってきますので、その都度比較することが必要です。

      長期保有で、将来的に既存銀行がものすごく割安なレートを提供した場合等、誰にもわからないことは考慮していません。

 

 

もし、皆さんが正直者と同じような状況になった場合には、頭の体操がてら、どっちが得なのか比較してみることをお勧めします。

 

そして、その差があまりに大きいものであれば、よりお得な方へ乗り換えた方がよいでしょう。

 

ご参考まで正直者は現段階での両行の経営状態、金利差も考慮し、

 

Aの新規銀行へ送金を選択し、当面は外貨のまま保有することにしました。

 

 

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