コーナー名 正直者一家のイギリス生活録

 

. Chinese powerおそるべし

 

ここ最近、経済、政治を含め、あらゆる面で中国の存在が大きなものとなってきました。もうあと何年かすると単独ではアメリカにつぐ大国になるのはまちがいありません。

 

しかし、ずっとずっと昔から、世界のあらゆる国で中国がその存在感を示してきたものがあります。 

 

それが、中華料理店、すなわちチャイニーズレストランです。 正直者の町でも、当時2件のチャイニーズレストランがありました。

 

旅行好きな正直者一家は当時、イギリス国内のいろいろな場所を訪ねましたが、北はスコットランド、西はウエールズ、南はドーバーに至るまで、かなり小さな町にでも、そのレストランは存在していました。

 

また、ロンドンはもとより、バーミンガム、マンチェスターなどの大都市では、必ずといっていいほど、中華街がありました。

さらに当時旅行したヨーロッパの国々でも必ず中華料理店がありました。

 

それに比べて日本食。 さすがに、ロンドンにはたくさんの日本食レストランがありましたが、ほかはといえば、エジンバラ等かなりの大都市に行かないと、日本食レストランはありませんでした。(ここでいう日本食レストランとは、日本人以外のコックが日本食もどきの日本食を出している店を除きます)

 

当然自分たちの小さな町に日本食レストランなどあるはずはなく、当時日本食に飢えていた正直者たちは、訪れた町では必ず日本食を求めてさまようのが常でしたが、悲しいかな発見することはできませんでした。

 

その代わり、といっては失礼ですが、頼ったのが、いわゆるチャイニーズと呼ばれる中華料理店でした。

 

当時正直者たちは、ウインターガーデン(冬の庭:どんな庭だ?)と言う名のレストランの主(あるじ)に、いろいろ無理を言って、焼きぎょうざやマーボードーフなど、メニューにない料理を出してもらっていました。(無理を言うとでてくるところもまたすごいのですが、、)

 

当たり前のことですが、通常チャイニーズは、中国人がやっていますので、(たまに白人のウエイターがいたりしてとても妙でしたが)、イギリスのかなり小さな町にも必ず中国人がいるということになります。

 

そしてそれらの人々は、自分のお店を守るために、その土地に根をはり、家族をやしないながら生きているのです。

 

それに比べて日本人。

 

外務省を初めとするお役所の方々、正直者を含む企業のサラリーマンをはじめ、学生さん、ほとんどすべてが腰掛け程度の滞在です。

 

皆、本当の意味でのイギリス、イギリス人というものを理解しないまま、日本に帰っていくといえます。 逆に、ごく普通のイギリス人もそのような日本人、日本というものを理解できないままでいます。 日本人の女性で、国際結婚し、イギリスに住んでいる人の話をよく聞きますが、その絶対数は少ないと言えますし、当然相手はイギリス人、、、

 

一方チャイニーズレストランは、今もアメリカ、ヨーロッパを初め、世界中でその根をはり、勢力をのばし続けています。(そのうち南極にもできちゃうかも) 恐るべし、チャイニーズパワー! 

 

 

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