コーナー名 正直者一家のイギリス生活録

 

. イギリスは暗い

 

イギリスは暗いです。 

 

家、店、町すべて。

 

日本のように派手なネオンはほとんどありません。また、蛍光灯をあまり使いません。

 

さらには、色も白でなく、アンバー(だいだい色)が好みのようで、街灯にも多く使われています。

 

だから、最初この国を訪れたとき冬でもあり、なんて暗く、寂しいところなんだ!、と思いました。

 

それでもロンドンはまだいい方で、自分の住んでいる町に来たらほとんど夜は真っ暗でした。

 

家の中も暗いです。

 

アンバーの白熱灯中心の明かりで、それもかさタイプのものが多いので、本当に暗く感じます。

 

日本から短期の滞在で来た場合、特にこの暗いという印象が強くなると思います。

 

でも、ずっと住んでいると自然に、この暗さに慣れていきます。そしてそれが目にとてもやさしいことに気づきます。

 

しばらくして、たまに日本に帰ると、あーら不思議、今度は白を基調としたその異常な明るさに辟易としてしまいます。

 

町のいたるところにあるネオン、ビル・店の蛍光灯の使用、信号機等々。

 

何かこの国は、すべてのものを安易に外にさらけ出しているように見えます。プライバシーも何もないように感じられます。

 

昔の日本は違いました。ろうそくの明かりが、障子を通してぼんやり映し出されていました。

 

日本でも最近、白熱灯やアンバーのやわらかく、暖かな色調が見直されて来ているようです。  とてもよいことだと、正直者は思います。

 

 

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