コーナー名 正直者一家のイギリス生活録

 

12. うさぎとかめ

 

当時他の多くの日本人駐在員同様、週末になると正直者もゴルフを楽しんでおりました.

 

(注)

何故、日本人って海外に行くと皆がそろいもそろってゴルフばかりするんだ!、と思われるかもしれませんが日本にいればテレビを見たり、パチンコに行ったり、他にいろいろ娯楽があるかもしれませんが、いかんせん海外ではテレビもおもしろくないし(というか英語がよくわからない自分が悪いのであるが、、、)、パチンコもないし(というかパチンコでしか時間がつぶせない自分が悪いのであるが、、、)必然的にゴルフ、ということになります。

 

なんといっても日本に比べ、ものすご〜く安・近・短 なんですから。

 

つまり

 

安:当時近所のコースは3000円程度

 

近:コースまで車で5分

 

短:日本みたいに途中に茶屋があったりお昼を豪華なレストランで取って休んだりしない。

休憩なしで18ホール回るので、時間が短くてすむ。(半日でOK) 途中ではらが減ったら、バナナを食べ、水を飲む。

 

だってそもそもスポーツですから。(ダイエットに最適です、、)

 

 

うさぎ

 

ある日のこと、いつものように正直者のティーショット(注1)はスライス(注2)して大きく曲がり丘の向こうに消えていきました。

 

(注1)ティーショット:第1打目のショットをいう、ドライバー等あたりにくいクラブで打つことが多いため、曲がりやすい。←言い訳

 

(注2)スライス:打った球が(右ききの人の場合は右へ)曲がってしまうことをいう。程度が軽い場合は安定したショットにつながる場合がある←負け惜しみ

 

あ〜あ、またロスト(注3)か〜 もう今日3つめだ〜。

 

(注3)ロスト:自分の打ったボールがなくなってしまうこと。同じようなところに打った人の球を探してあげていて、不幸にも自分の球まで見失ってしまうこともあるが、この場合でもルール上は同じ扱いになってしまうのはいかがなものであろうか、、←能書き

 

などど、ぶつくさいいながら 正直者が球の消えていった丘の方に歩いていくと、なにやら大勢の人々&犬の姿が。

 

よく見てみると網のようなものを持って、いくつかあいた穴のところでなにやら待ち構えています。

 

しばらくするとその穴から動物が飛び出してきて、おじさんたちの持っていた網の中へ!

 

よくよく見てみるとその動物は うさぎ でした。(=∵=) ̄

 

みんなでうさぎなんか捕ってなんにすんだぁ と不思議に思ったのですが、早く自分の球を捜さないといけないのでとりあえずその場を後にしました。

 

その後、プレイも終わり皆でビールを飲んでいたときに、ふとさっきのうさぎのことが気になり、仲間のイギリス人に聞いてみると。

 

正「さっきコースの途中の丘のところで皆でうさぎを取ってたのを見たんだけど。」

 

イ「うん。」

 

正「捕ってどうすんの?」

 

イ「あ〜?」

 

正「だから捕ってどうすんの?」

 

イ「どうするって、食べるに決まってんじゃないか。

 

正「食・べ・る?、、

 

イ「うさぎはうまいよ。

 

正「う・ま・い?、、、(・o・) メガテン

 

 

そう、正直者は当時イギリスではうさぎを食べることを知らなかったのです。(ごく一般的に広く食べられているわけではないので、誤解なきよう、、)

 

イギリス=ピーターラビット=愛玩動物みたいなイメージを持っている多くの日本人にはちょっとショックでは。

 

続く、、、

 

 

 

 

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