コーナー名 正直者一家のイギリス生活録

 

11. 出産

 

結婚後なかなか子供のできない正直者一家でしたが、水があったのか、イギリスに来てからすぐに子供ができてしまいました。(・・?)ナゼ?

 

まずGP(前(NO9)のコラム参照)に行き、その旨話をすると、今後は総合病院で定期的な検査がありますとの事。

 

それと育児教室もあります。との事でした。

 

定期的な検査については、日本と大差ありませんでした。(正直者妻は日英それぞれで出産しています)

ただ日本に比べ検診と超音波検診の回数が少なかったです。ここでもイギリス医療のおおらかさ?が出ています。

 

育児教室ですが。週一回計10回ほど総合病院で開催されました。

出席は、夫婦、カップル(結婚していない場合)です。こちらでは日本のようにすべて奥さん、実家まかせということはありえません。

 

ここでは、出産にあたっての注意事項、お風呂の入れ方、おしめの替え方等の説明が行われます。

正直これがつらかったです。なんといってもイギリスに来てからすぐに妊娠してしまったので、言葉もろくにわからない中での講義は睡魔との戦いでした。 (-_-)zzz得意技

 

たぶんそれを察してか講師のおばさん、正直者たちに質問することは決してありませんでした。

 

いざ出産

 

忘れもしません、あれは秋の終わりの早朝のこと、正直者妻の陣痛が始まりました。

ある程度の周期になったら、電話してくださいといわれていたのですが、あまりに苦しそうだったので、正直者が電話をしました。

 

「あの陣痛が始まったみたいで、周期はこのくらいなんですが。」「では、病院に来てください。」ということで早速病院へ。

 

正直者は仕事の英語はからっきしでしたが、日常生活のこの手の英語はすごく上達しました。

 

因みに陣痛は英語ではLabo(u)rといいます。そう労働です。まさに偉大なる労働なんだと感じました。不思議なことに人間そういう風に実感できると英単語は簡単に覚えられます。

 

病院ではしばらくベットに横になっていましたが、夕方くらいからいよいよ陣痛が激しくなってきました。

看護婦さんも時々確認に来てくれましたが、なかなか分娩室へは運んでくれません。

 

やがて疲れ果て、夜になり、、、、ようやく先生がやってきました。先生は診察を終えるといいました。

 

「赤ちゃんがなかなか出てこないようです。時間もだいぶたっているので、帝王切開にしましょう。」

 

因みに帝王切開は英語ではCaesarianといいます。なんでもカエサル(シーザー)が帝王切開で生まれたのでこの名がついたそうな。

 

ということで、手術室へ。

 

おろおろしている正直者を見て看護婦さん、

 

「早くあなたもいっしょに手術着に着替えてください!」

 

正「え〜、私もですか?(◎o◎)/!」

 

看(さも当たり前と言わんばかり)「そうです!」

 

イギリスでは、帝王切開でもだんなが立ち会うのが当たり前のようです。

 

さらに着替えは先生といっしょの更衣室でした。

 

なにはともあれ、その後あかちゃんは無事誕生し、めでたしめでたし。

 

手術中、正直者はずっと正直者妻の頭のところ(先生の隣!)に付き添っていたのでした。

 

日本でも出産に立ち会う旦那さんが増えてきていますが、奥さんのおなかの中まで知っているだんなというのもそうはいないのではないでしょうか?

 

因みに費用ですが、入院費、治療費、等すべて無料でした。

 

 

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